世界最高齢の総務部員、90歳の女性に学ぶ仕事の姿勢
先日Twitterトレンドから、かなり興味深い記事を見つけました。
タイトルは
世界最高齢の総務部員は90歳 エクセル駆使「私に定年はない」
(https://news.yahoo.co.jp/articles/f9df1885db56f35ddc46c357d4f3d5062fa29b02)
というもの。
サラリーマンとして働くことにちょっとマンネリ感や退屈、疑問を感じていました。
しかしこの記事を読み、色々なことが腑に落ちたのです。
産経さん、素敵な記事をサンキューって感じですね〜!
◆どんな記事?
紹介しているのは、大阪のねじ商社に勤める玉置泰子さんという方。
この方が、なんと90歳にしてギネスに認定されたという記事です。
何で認定されたかというと「世界最高齢総務部員」!
90歳という高齢で、エクセルを駆使し、メールやSNSチェックを怠らず、新人研修まで行うという超人。
その方の考え方や習慣が、ちょうどいい長さの文字数で紹介されている記事です。
これくらいなら、私でも苦に思うことなく読めてしまった。
素晴らしい記事。
◆真似するべき考え方
・学ぶ気持ち、好奇心やワクワク感を忘れない
ぶっちゃけ一番忘れがちなの感覚。
毎日同じ時間に起きて、同じ電車に乗って同じ時間に会社に着く。
その繰り返しで好奇心とかワクワク感が枯れ果てていました。
でもそうすると、ただ漫然と日々を過ごすだけで楽しくない。
歳だけとるし、てか余計老けて見えますよね。
だって毎日が楽しくないと、疲れが取れないんだもの。
この方は、ずっと会社に勤めていますが、電子化が進んだのは70代にはいってから。
それまではそろばんや帳簿といった、アナログな仕事がメインだったそうです。
普通は尻込みしそうですが、彼女は新しいことを学ぶ機会だと、積極的に取り組みました。
そのモチベーションは、好奇心やワクワク感です。
・工夫し、楽しみを見つける
いつまでもワクワク感が持続すればいいですが、なかなかそうもいかなくないですか?
玉置さんは、業務の中に「工夫」を織り交ぜて、そこに「楽しみ」を見つけていました。
改善ポイントを見つけて、実行し、より良い仕事・成果につなげる。
そのサイクル自体を楽しんでいるようです。
別に数字を大幅に良くするとか、みんなを優秀に育て上げるとか大きなことじゃなくて、ほんの小さな手元の業務でも変わりません。
自分のできる範囲での工夫、変化を楽しむ姿勢は学ぶべきと感じました。
・誰かのために仕事をする
これは記事の中に一言だけ出ていたのですが、玉置さんが若手社員に伝えた言葉に
「誰かのために仕事をしなさい」
とありました。
私なんかはよく仕事を“片付ける“ことにばかり集中して、その先にいる人を忘れがちでした。
でもこの言葉、すごく大事で
誰かのために仕事をするから目的が見え、工夫のポイントが見える
のだと思います。
まだまだできていないところ。
ちょっとずつ日々の業務にこの考え方を取り入れていきたいですね。
◆まとめ
学ぶ気持ちや好奇心、日常を繰り返していると忘れがちな気がします。
しかし、それではただただ退屈なまま歳をとるだけ。絶対無理。
玉置さんの半生を考えると、一言で言うのは無理です。
しかし、この記事を一言でまとめると
「仕事へのワクワク感・楽しみを忘れず、工夫を重ね、それを楽しむサイクルをつくる」
だと思います。
この方の紹介を読んで、R25で先日紹介されていたサイバーエージェント役員「石田裕子」さんのことも思い起こしていました。
「楽しむ」ことで真に自分の力を発揮できる、そんなことを感じました。
あとは肩の力を入れすぎないこと!(ここが難しい……。)。
自分はどうか、振り返ってみるいい機会。
とてもいい記事に出会えたので、ウェブ魚拓で保存して読み返そうかな!
なんか真面目な感じになっちゃった。
まぁあんまり難しく考えない考えない!てか私も世界最高齢〇〇目指してみたい、ただそう思った今日この頃です。
その頃には、定年退職か働き続けるか、個人の選択ができる、そんな体制が整った会社が増えていてくれることを願うばかりです。