お金を1日1円も使わない、お財布の休暇日を作ってみた
お金について考えたとき、貯金や節約といったワードが頭をよぎると思います。
私なんかは、純粋にものを増やしたくないといったミニマリズム的な考えもよぎる。
そして根本的に貯金が苦手すぎるんだなという思いもよぎる。
というので実践してみたのが、お財布の休暇日、休肝日ならぬ「休金日」を作ってみました(以下、休金日)。
これは、1日に1円も使わない日を作ろうという試みです。
スパンは人によりますが、私は週1で実践中。
先取り貯金だとか積立投資ともちょっと違う、もっと根本の「お金の使い方」を見直したい、そんなときにオススメ。
実施して2か月くらいだったので、振り返った効果とかをまとめてみました。
実践してのメリット
お金を使わないことに慣れる
そもそもお金が無くなるのは使っているから、という簡単なことに気がつかず生きてきてしまいました(単なるアホ)。
常識かのごとく少額からちょっとお高めのものまで毎日使っていましたし、それが当たり前、むしろお金を使わないと不安とまで思ってしまっていました。
休金日を作ることで、お金を使わなくても1日過ごせることを理解できます。
理解したら次は慣れが来ます。
実践するとお金を使わないことに慣れることができるので、自然と使う金額も減ってきます。
大金がなくてもなんとかなると理解できる
以前の私はお財布に一定金額以上がないととても不安でした。
最低でも5,000円はないと結構焦っていました。
しかし休金日を作ることによって、お財布にそんなにお金を入れていなくても不安にならなくなりました。
お金がなくてもなんとかなることを理解したからです。
お財布にお金があれば、それだけつかってしまうのが人の性。
逆にお金がなければ、手持ちでどうやって過ごすかを考えるのも人の性です。
休金日は、喉が渇いたら水道水を飲むし、家にストックしてあるパスタやお米、冷凍食品のお弁当などで過ごせばOKです。
私の場合はお金は食べ物関係に使ってしまうので、そこを0円もしくは超少額でなんとかすることを考えて過ごします。
そうしているうちに、大金がお財布に無くてもなんとかなるもんだぁと理解してきます。
するとお財布に入れておく金額も自ずと少なくなり、使う金額も減ってきます。
節約意識が高まる
休金日を作ると、単純に節約意識が高まります。
お金を使わないように行動するので、当たり前といえば当たり前ですが。
いかに0円で暮らすかに意識をフォーカスしていくうちに、休金日以外にもお金を極力使わない方法や考え方にシフトします。
そのためどんどん節約意識が高まっていくのを感じました。
「そこにあるもの」で対処するようになる
何かが起こり、何かが必要になった時でも、そこにあるもので対処する方法を考えるようになります。
たとえば喉が渇いた時、よくコンビニでジュースを買っていたのですが、休金日には水道水とか会社のウォーターサーバーで済ますようになりました。
実践方法
お財布を小さくする
お財布を小さくして、持ち歩けるお金の量を減らせばおのずとお金を使うこと自体が減ります。
お財布の残高が足りない時にわざわざATMに行くのも面倒ですし、そもそも手持ちが少ないのであまり使う気がおきません。
私が使っているのはこのミニマム財布。
お札がほとんど入らないので、自然に手持ちのお金が少額になります。
soul knight社の超薄型モデル。
電子マネーアプリにスクリーンタイムを設定する
現金を最低限しか持ち歩かなくなっても、電子マネーがあると決済できてしまいます。
なので休金日に定めた曜日のみ、電子マネーアプリに利用制限をかけるのも手です。
1行日記や家計簿の活用
達成感があるとないとでは、達成率が変わってきますよね。
なので私は、1日の終わりにつけている1行の日記に「今日は1円も使わなかった、●週連続達成!」と書くようにしています。
また、家計簿アプリを見返して項目のない日をみてはニヤニヤしています。キモい。
お財布を休めると不思議と精神も落ち着く
お金がなくてもなんとかなると理解することによって、日々ATM残高でため息をつくことも無くなりました。
お金を使わないことで、当然節約というメリットは大きいです。
しかしそれ以上に精神的に楽になりました。
お金がないことの焦りによって、今までいかに追い詰められていたかを感じます。
とはいえ我慢しすぎは却ってストレスを招くので、適度に行ってみてください。
慣れるまでにはコツがいると思いますが、ある意味お金の使い方のデトックスとして休金日を実施してみてはいかがでしょうか。
それではまた!