好きなことで生きていくじゃなくて「嫌いなことで死なない」
最近YouTubeである本要約動画を見ていて感銘を受けた言葉があります。
それが
嫌いなことで死なない
です。
結構仕事や会社のことで悩む時期が長かったので、ものすごく心に刺さりました。
速攻該当の書籍を買って読んでみたのですが、素晴らしい考え方だなと。
うっかりブログを更新してしまいました。
嫌いなことで死なないっていうのは、いろんな意味合いを含むと思います。
幸福のハードルを下げるだとか、ミニマリズム的なものとか。
ですが今回は、私が強く感じた「やりたいことで生きていく」との対比にフォーカスしたいと思います。
「やりたいことで生きていく」で苦しみが生まれるとき
そもそもやりたいことがないとき
そもそもやりたいことがないのに、呪文のように「やりたいことで生きよう!」とか言われると苦しい。
心の中で反芻するなんてそれはもはやセルフ呪詛です。
やりたいことがない自分がおかしいのかな?とか思っちゃいます。
正直やりたいことがないのはおかしくないです。
だってそういう生き方を誰も提示してくれなかったですからね。
周りの大人はみんな やりたいこと よりも やるべきこと にフォーカスして生きている人が多かった。
だけど近年「やりたいことで生きていこう!」とか言われると、ギャップに苦しむんですよね。
そんな時に心に効く「やりたくないことで死なない」。
その方がよっぽどハードルが低い。
やりたいことができないとき
やりたいことはあるけど、色々な要因でできないときにも苦しみが生まれます。
大きいのは、時間の問題とお金の問題だと思っています。
やりたいことがあってもできないときって最高潮にフラストレーションがたまります。
「やりたいことで生きていく」という言葉が頭に残っていると、今の自分とのギャップにやられてメンタルに結構キます。
時間やお金がない、だからやりたいことができない。
これはめちゃくちゃ分かります。
だったらせめて、「気力」くらいは残しておきたい。
せめて気力があれば、5~10分程度の短時間でちょっぴりだけ何かができます。
「嫌いなことで死なない」を心がけると、気力の節約になります。
気力がないと、短時間の活動すら億劫になっちゃいます。
嫌いなことのリストアップは、楽に生きるための第一歩
嫌いなことをリストアップする
「嫌いなことで死なない」の実践は、当然嫌なことやキライなことを避ける必要があります。
でも、案外嫌いなものってなかなか分からなくないですか?
パッと出てこないというか……。
なので嫌いなものを紙に書き出して、リストアップしてみました。
結構多くて笑う。
でも、なんとなく見えてくるのは時間に追われることと、場所に縛られること、かもしれないです。
「自分の意思じゃないことで早起きをする」ってまさにそれだしなぁ……。
見る人が見たら怒りそうな内容になりましたが、本音なので仕方がないですよね。
嫌いなことで死なないためにやったこと
会社でなぜか配属された部門が「総務事務」。
これ、私が嫌いなものリストにピックアップした条件を満たす職務内容だったんです。
「時間通りに絶対出社」という私にとってものすごく厳しい条件でした。
なので、さまざまな現場に顔を出す部門に異動させてただき、時間はしゃーなしにしても、場所に縛られることは無くなりました。
労働時間は正直伸びた部分はありますが、精神的にはかなり楽になりました。
上記は一例で、嫌いなものの条件を複数満たしちゃうと、相当精神的にきつい=嫌いなもので死にやすい環境になります。
自分にとって何が死にやすいのかが分かれば、できるだけそれを避ける動きも取りやすいです。
「死なない」暮らしを続けると、パフォーマンスも上がる
「嫌いなことで死なない」先に「好きなことで生きていく」ものだと思っています。
今嫌いなことで苦しんでいるのに好きなことで生きて行くことは相当難しいです。
だって嫌いなことに大事なリソースを割かれちゃうからね。
嫌いなことで死なないって言葉を意識してみた結果、ブログ更新や自営業(複業)にもそこそこ時間を割けるようになってきました。
消耗していた時には絶対にできませんでした。
なのでこの記事の結論は「死なない暮らしを続けると、パフォーマンスも上がる」ってことで。
そんな感じです!
それではまた!